侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

アバター生活とアジャイル経営カンファレンスのはなし

この記事はレッドジャーニーのアドベントカレンダー15日目の記事として書いています。

adventar.org

 

2022年はメタバース元年?

Web3やメタバースという言葉が注目され、「2022年はメタバース元年」と呼ばれる記事などもよく見かけました。

たしかにMeta Quest やPicoを含めていくつかのデバイスやらソフトウェアやらが発売されていますけど、思ったほどメタバース元年感はなかった2022年かなぁという印象ではありますね。

 

とはいえ、わたし自身興味が無いわけではないので、vTuberレベルから体験しようと思い、一部で半年ほどアバター生活をしてみました。

それがアジャイル経営カンファレンスの実行委員運営会議です。

※ぁ、わたし実行委員ですw

 

アバターを動かす環境

たぶん興味のある人はいろいろ記事を読んでいると思いますが、Macはほんとこういうの向かないですよね。ソフトウェアの選択肢がものすごく少ないです。

だから、というわけではないですが、わたしは個人所有はWindowsしかそもそももっていないので、MicrosoftのSurface Laptopを使いました。

 

アバターはVroid Hub

アバターの入手は、いったんお試しなのでVroid Hubさんからvrm形式でお借りして。。。

このままオープンな環境でも続けようと思うならオリジナルキャラクター作ってもらおうかなと思ってはや半年たちました。。。悩むところですね

年明けにニューマシンが来てからもう一度考えます

 

アバター表示ソフトはVMagicMirror

ベースとなるアバター表示ソフトはVMagicMirrorというソフトに課金しました。

 

VMagicMirrorが必要十分なところは、Webカメラでハンドトラッキングや頭のトラッキングができ、マイク入力に合わせてリップシンクするところまでは勝手にやってくれるところです。

もちろん、iPhoneやiPadをインプットに使えばiFacialMocapを使用して、表情のシンクなどもできるようになります(残念ながら我が家にはMacだけでなくApple製品がありません。。。)。

瞬きなどは自動で顔を動かしてくれるので違和感はないですし、表情をつけたければ、キー割り当てができるので、喜怒哀楽だけでなく、拍手や手を振るなどの動きもかんたんにできるのがとてもよいですね。

 

 

ちなみに、vTuberさんを見ていればわかると思いますが、背景を抜いて、画面に置くことができます。

おっさんホイホイ的にいうと、エクセルにイルカさんが乗っているようなイメージw

これでディスプレイごと画面共有をかけると、プレゼンテーションの左下とかにアバターをのせて、さもそこで話している感をだすことができたりします。

 

リアルタイムボイチェンはVoidol

ついでに声も変えてみるかと思って、ある時キャンペーンをしていたのでVoidolさんを使ってみました。

crimsontech.jp

こちらは、今では僕の中では構成から外しています。

上のリンクからサンプルを聞いてみてもらえばわかりますが、うーん。。。思っていたんと違うって感じレベルなんですよねー

3ヶ月くらい頑張ってみましたが、周りの反応もいまいちなのでちょっとここは見直しです。

 

キャプチャはOBS Studio

この辺はみなさん普通に使っていると思いますが、仮想カメラ出力はOBS Studioにおまかせしています(こいつが結構重いのがやっかい)。

obsproject.com

 

おまけのダイナミックマイクとミキサー

なんかリアルタイムボイチェンをするには、ダイナミックマイクとの相性が良いみたいな記事を読んだので、SHUREのPGA58とM-AUDIOのairを組み合わせてUSBで引っこ抜いて使ってみたりしていました。

が、結局これについても卓上のコンデンサマイクのほうがエッジがしっかりしていて相性がよかったので、早々に構成から外しています。

 

アバター生活をしてみて

半年くらいアバター生活をしてみて、実際にアジャイル経営カンファレンスの実行委員とリアルであったりすると、なんか不思議〜とかれっどってこんな顔だったっけ?みたいな変な懐かしさを覚えられていますw

ただまぁソフトもアバターもそれなりによくできているんでしょうね。

違和感とか、目障りとか、あまりネガティブな印象をもたれたことは無いような気がします。

 

じつはメリットとしては、利用者側のほうが多いです。

特に、わたしは毎日19:00台に子どもをお風呂に入れています。なので、19:30から行われる実行委員会はわたしはすっぴん、ぼさぼさ風呂上がりなんです。

別にいいじゃんって言われるでしょうが、身体はおっさんでも心は乙女ですwww

なので、アバターは顔をさらさなくていいのはとても楽です。

ときどきパックをつけながら会議参加したりしていましたw

ちなみにマイク切ってトイレに行っても、瞬きしながらそれっぽく画面上にいてくれるのもポイントかもしれませんwww

(※別の打ち合わせではパック顔だして普通にやってたりするけどw)

 

反応が薄くなってしまわないかみたいなのもあるかなと思ったのですが、オンライン前からな気はするのですが、たぶんわたしリアクション大きい方なんですよね。

なので、アバターもそれなりに動いてくれるので、無機質感がだいぶ少なめなのでは?と推察しています。

特別な機材がいるわけでもないし、0円からでも始められるので、まず一度試してみるのも良いかと思いますよー

 

宣伝とおまけ

というわけで、関係性が長くあまり迷惑をかけても大丈夫な場として、アジャイル経営カンファレンスの実行委員会を中心にアバター生活をしていろいろ試してみました。

 

そのアジャイル経営カンファレンスですが、年明けの2023年1月27日にオンラインで開催します

スポンサー、参加者ともに絶賛募集中ですので、ぜひご検討くださいませ。

特に早割チケットは50%OFFなのでおはやめにー

agile-keiei-conf.jp

 

(おまけ)

調子に乗って、筑波大学での成果発表会でも教員サイドの人間なのにアバター参加してましたw(バーチャル背景はmedibaの社長室の風景www)