100日後に死ぬスクラムマスター

この記事はレッドジャーニーのアドベントカレンダー8日目の記事として書いています。

adventar.org

 

 

 

 

はじめに

最近のわたしはDX伴走支援で組織や現場を支援していたり、アジャイルコーチとして現場の支援をしていたりしています。

先日、とある現場のスクラムマスター相談会で、スクラムマスターの苦悩を相談されたので、そのことについて書こうと思います。

 

そうそう、100日後に死ぬワニが数年前に話題になりました。

twitter.com

えっと。。。特になんの関係もありませんのでご容赦くださいm(_ _)m

 

若きスクラムマスターの悩み

その時のスクラムマスターの方の悩みは、大きくわけて以下の2つでした。

  • 「スクラムマスター」に対する期待値を、チームメンバーそれぞれに認識してもらう方法がわからない
  • 「スクラムマスター」の役割を移譲していくタイミングを見つけるのが難しい

たぶん、現場をいろいろ見られたり、実際にやられている方々にはあぁ、あるあるだよねーって感じかもしれません。

 

結局、期待値をコントロールするにせよ、役割を移譲するにせよ、外発的動機づけで行われたものは、同じく外発的なもので失われていく(例えば時間とか、忙しさとかもそうかもしれない)わけです。

 

つまり、内発的なもの、あるいは追い込まれたシチュエーションによって、初めて人は自分ごととして捉え、主体的に考え、動けるようになるといえるのです。

 

一つの解

たまたま最近読んだブログにこんなのがありました。

developers.freee.co.jp

この記事の中にも、

スクラムマスターが長期間休んでみる

とりあえず休んでみて、メンバーがやらざるを得ない状況を作ってしまう、ということですね。 やり方としては単純に休むだけなんですが、特に休んでる間どうしてほしいといったことは言わないように意識しました。 ファシリテーションを誰が担当するのか、チケットの管理などチーム自身が決定して動けるようにしたかったためです。 そして戻ってきた後も休んでいる間の形式を継続してもらって、自然とチーム自身がスクラムを運営していくようにしました。 アジャイルコーチの方から勧められて試したアプローチですが、移譲も出来るし自分は長期間休めるしで一石二鳥でした。

というものがありました。

これはある意味、追い込まれたシチュエーションに該当するものです。

一つの解として、僕もよい方法だなと思います。

 

スクラムマスター is 何?

そもそも、スクラムマスターって何者なのでしょう?

スクラムガイドにはこう書いてあります。

 

スクラムマスターは、さまざまな形でスクラムチームを⽀援する。

  • ⾃⼰管理型で機能横断型のチームメンバーをコーチする。
  • スクラムチームが完成の定義を満たす価値の⾼いインクリメントの作成に集中できるよう⽀援する。
  • スクラムチームの進捗を妨げる障害物を排除するように働きかける。
  • すべてのスクラムイベントが開催され、ポジティブで⽣産的であり、タイムボックスの制限が守られるようにする。

スクラムマスターは、さまざまな形でプロダクトオーナーを⽀援する。

  • 効果的なプロダクトゴールの定義とプロダクトバックログ管理の⽅法を探すことを⽀援する。
  • 明確で簡潔なプロダクトバックログアイテムの必要性についてスクラムチームに理解してもらう。
  • 複雑な環境での経験的なプロダクト計画の策定を⽀援する。
  • 必要に応じてステークホルダーとのコラボレーションを促進する。

スクラムマスターは、さまざまな形で組織を⽀援する。

  • 組織へのスクラムの導⼊を指導・トレーニング・コーチする。
  • 組織においてスクラムの実施⽅法を計画・助⾔する。
  • 複雑な作業に対する経験的アプローチを社員やステークホルダーに理解・実施してもらう。
  • ステークホルダーとスクラムチームの間の障壁を取り除く。

 

そんなの知ってるよって話かもしれません。

さて、"スクラムマスターが"主体的に行えることはなんでしょう。

 

そう、『支援』ですね。

 

中身を読んでもらってもわかるとおり、「働きかける」「守られるようにする」「理解・実施してもらう」というように、チームの活動に対する責任主体はスクラムマスターにはありません。

 

すなわち、もし、チームの周りをとりまく事情が変わらないという状況が設定できたとしたら、スクラムマスターのお仕事は、いずれ必要ないお仕事になっていくはず、なのではないでしょうか(なるとはいっていないし、不要だともいっていない)。

 

100日後に死ぬスクラムマスター

わたしはアジャイルコーチでもあります。

現場に雇われているアジャイルコーチの目標は、現場が成長してアジャイルコーチをクビにしてくれることです。もういらねーよって言ってほしいわけです。

 

そして、それは現場の人たちもいずれそうなれるようになりたいと大半が思っています。これは内発的なものです。

 

では、スクラムマスターはどうなのでしょう。

スクラムマスターというロールがスクラムというフレームワークの中に存在する以上、スクラムマスターは永続的に必要だ、という認識を持たれがちです。

 

しかし、先の話の通り、「いずれ必要ないお仕事になっていく」ことができるものだ、という前提をおいたとしたら、もしかしたらスクラムマスターへの周りの理解や認識、行動が変わるかも知れません。

 

例えば、いったん100日後にスクラムマスター(というロール)は死ぬんだと期限をつけたロールにするのはどうでしょう

100日後にスクラムマスターが死ぬ。

つまり、僕らはスクラムマスターが死ぬまでに、スクラムマスターがどんなことを考え、どんなことを実行し、どんなことを結果として残しているのかを理解、体得する。

そして、それを100日後もチームに宿し、自分たちはその先も生きていくんだ、とするとしたら。

 

そうすることで、チームにとってのスクラムマスターへの依存や期待値というものは大きく見直せる気がしませんか。

もし、きっかけを作るのであれば、チームでスクラムガイドの読み合わせ会なんかを開いてみると、スクラムマスターの章でそんな議論もできるのかな、と思います。

 

おわりに

ネタ的な書き方をしてしまいましたが、別にスクラムマスター不要論を唱えているわけではありませんのであしからず。

すべての現場がよりイキイキしますよう、心から願っています。

アドベントカレンダーをやるということ

今日の記事は、株式会社レッドジャーニーのアドベントカレンダー1日目として書いています。

adventar.org

 

さて、レッドジャーニーとしては初めての試みであるアドベントカレンダーを何故やるのかという話を、あえて初日なのでしたいと思います。

 

レッドジャーニーは知られていない

正直な話、レッドジャーニーという会社を知っている人は、世間的にはまだまだ少ないと思います。

 

しかし、レッドジャーニーにはアジャイル界隈やDX界隈では有名な、元CIO補佐官・仮説検証型アジャイル開発の市谷、見える化・チームビルディングの新井、アジャイルコーチの中村洋というスペシャルなメンバーが揃っています。

そのほか、プロダクト開発やアジャイル開発に長けた頼れる若者たちもいます。

 

そういう意味でも、個の存在感のほうが強いから、という相対的な理由もあるのかもしれません。

 

なぜアドベントカレンダーをやるのか

さて、みなさんの会社でもアドベントカレンダーをやっているところはいくつもあると思います。

みなさん、特にメンバー層の人たちはどんな想いでアドベントカレンダーをやっていますか?

採用?広報?自己満足??

 

我々のアドベントカレンダーの目的は自分たちの「発信力強化」。

すなわち、自分たちが発信する力を身につけるために、まずは文書を書くこと、世界に公開していくこと、そしてそれを誰かに見られるということを意識してみるきっかけとしています。

 

かくいう自分も、見返してみたらこのブログの前回の更新が7月。。。

今年は合間にいくつかの登壇や露出をしているので発信がまったくなかったわけではないですが、文書での発信を続けることは書くことへのハードルも下がるし、なによりより物事を考えるきっかけにもなります。

 

つまり、自分たち自身のトレーニングとしてアドベントカレンダーをやっているのです。

 

これからは動画の時代

ここまで文書文書言ってきましたけど、実はもう動画の時代が訪れています。

みなさんも日々YouTubeやTikTokなど、個人が作成した動画もたくさん消費していると思います。

今年のアジャイルジャパンの懇親会やスポンサーブースでもちょくちょく企業さんのフランクな動画が紹介されていました。

2022.agilejapan.jp

 

また、オリエンタルラジオの中田敦彦さんじゃないですが、教育系あるいは啓蒙系のコンテンツもものすごく増えています。

www.youtube.com

 

奇しくもコロナ禍という状況がオンラインというものを促進し、より人は時間と場所と情報入手の手段に関する選択肢をたくさん手に入れました。

文書では伝えきれないコンテキストを含めた動画という手段もその一つです。

 

今年は文書による「発信力強化」を目的にやっていますが、来年はもしかしたら"動画による「発信力強化」"を目的にしてるかもしれませんね。

 

※ちなみに、レッドジャーニーもほそぼそ動画コンテンツを増やす活動、はじめました

www.youtube.com

 

おわりに

まぁ結局何が言いたかったかというと、せっかく組織や企業がアドベントカレンダーをやるなら、お祭り的にやるのもいいですけど、上司に言われたからやるとか、組織の取り組みだからやるとか、大人の事情で広報や宣伝になるからとかいう理由をつけられているだけでは点の活動になっちゃうよねということです。

せっかくなので、組織や企業でやるなら目的を共有し、賛同してくれるメンバーを募り、個人の目的と組織や企業の目的を揃えることで、点ではなく、線の活動としていくことが大事なんだろうなと思っています。

あとはやっていきのっていき精神ですwww

 

さて、明日はプロダクト開発の雄、ともやんがきっと(←必ず、の意)ためになるお話をかいてくれるでしょう。

note.com

 

ぜひご期待ください!w

残された時間はもうそう長くない

※本内容は「ぼくのアジャイル100本ノック」に寄稿した内容の原文です。

 

転機

気がつけば、2022年の2月で41歳になりました。

歳を重ねることは決してネガティブなことではなく、むしろ個人の成長としてはポジティブなことだと考えます。

唯一、失うものがあるとすれば、残された時間です。

22歳、大学を卒業してすぐに大手メーカー系SIerに就職した身としては、2022年度でまる20年の社会人歴ということになります。

逆に言えば、一般的な社会人としての残された時間はとうに折り返しを迎えているとも言っても過言ではないでしょう(人生100年時代と言われる今、残された時間をどう考えるのかには個人差があることは否定しません)。

私にとっては、2021年に40歳という節目をむかえたところで、残りの人生をどう生きるか考える大きな岐路にたったなと感じたのでした。

 

生きるということ

昨今、やりがいや生きがいが大事だ、みたいなことがよく言われます。

「幸福学」の考え方に「やってみよう」因子、「ありがとう」因子、「なんとかなる」因子、「ありのままに」因子の4つの因子が満たされると人は幸せになれるというものがあるそうです。

https://digital-is-green.jp/initiative/advisor/maeno/img/4factors.jpg

仮にこの4つの因子がすべて満たされたとして、あと何年自分にその状況が残されているかの掛け算が真の幸福度と言えるのかなと考えます。

また、日本人には勤労の義務が憲法に明記されていますが、私自身としては、勤労や納税の義務の手前に、「社会貢献の結果として」、という解釈をしています。

つまり、「社会貢献の結果として」 ✕ 4つの因子 ✕ 時間が幸福の最大化であり、生きる意味なのではと考えるのです。

 

20代、30代で培ったもの

20代は多くの人が、必死に、がむしゃらに、知識や経験を増やしたりするものだと思います。私自身も同様であったと思いますし、そこを一定評価され、いまに至っています。

30代になってからは他社やエージェントからミッション依頼型(組織の立て直し、組織ビルディング、組織ブランディング等々)のお仕事を紹介されるようになりました。

人材系のミドルベンチャーや通信系のWeb系企業で、与えられたミッションを攻略するために転々としていたのがこの頃です。

必死にやれることをやり、やれることを増やし、他者とつながることを意識した20代と、自分の能力を信じてくれた会社を転々とし、会社からのミッションをこなすことを続けてきた30代。

どちらも広く社会への貢献としてやってきたという自負はありますが、それ以上に、自分の能力を高めること、自分の価値を高めること、自分の可能性を確かめることに時間を使ってきたようにも感じています。

 

残された時間はもうそう長くない

40代になり、例えば世にいう定年が60歳として、残り20年。55歳とすると15年。下手したら元気にいられるのはあと10年ないかもしれません。

となると、これまでの20年弱の経験値を10年しか社会に還元する時間がないのです。これまでの2倍の濃縮が必要になります。

としたときに、いま、私は何をするべきか。

 

『いまもっている能力を最大限発揮できる環境で発揮しきる』

 

これしかないと思っています。

 

日本の97.5%は中小企業です。大企業だけを相手にしていても、日本を変えてはいけません。

一つの業界、業種だけを相手にしていても、日本を変えてはいけません。

私がSIerからキャリアをスタートしたのは幸いで、一社に貢献する、ということをしない環境に長くいたせいか、多くの人、多くの企業と同時に関わることが苦ではないのだと思います。

そういった意味で、いま、私は地方の中小企業からメガと名のつくような大企業までたくさんの方々とお仕事をさせていただいており、それを誇りに思っています。

また、いくつかのベンチャーやまだベンチャーにすらなっていない種のような企業のお手伝いもちらほらしていたりもします。

 

もう、私にはお金をもっと稼ごうとか、自分の地位や名誉を向上したいとか、そういうことをいっている時間がないのです。

自分のために使う時間は30代までで十分に使ってきました。

これからは、社会のために、助けを必要としている人のために、ただただ時間を使っていきたいと思っています。

 

残された時間はもうそう長くはないのだから。

 

(追記)

2022年3月にコミュニティで出会った親愛なる友の一人を失いました。

それ以降、今回の考えは更に確信へと変わっています。

私は、いま私にできることに全力を投じて生き抜こうと誓ったのでした。

「真面目だからな〜、れっどさんは」ってあっちで笑ってくれているといいな。

アジャイルなプラクティスでいちばん大切なこと

クリスマスも新年もあんまり感じることもなく普通に2022年が始まっているのですが、前回のBIT VALLEY -INSIDE- Vol.20でLTを6本、3日で作ってやったって偉業があるので(笑)、その話をあえて自分で文字化してお送りしてみようかなと思います。

なお、当日の資料はこちら。

www.slideshare.net

 

 

さて、その第一回、『アジャイルなプラクティスでいちばん大切なこと』

 

なんでこの話をしようと思ったかというと、2021/10/29に弊社レッドジャーニーの新井さんと『DXに効く 組織を変化させる勘所 アジャイルによって変われる組織・変われない組織』という対談イベントでの出来事まで遡ります(記事の内容は下から読めます)。

redjourney.jp

 

このイベントはインタラクティブに質問を受け付けながらやっていたんですが、その中の質問にこういうのがありました。

 

Q:「アジャイルのプラクティスで何から始めたらよいでしょうか?」

 

僕の答えは、

 

A:「まずは問題や課題を認識、分析するところからだと思うけど、プラクティスとあえて言うなら『ふりかえり』『レトロスペクティブ』ですかね」

 

アジャイル界隈の人なら、「まぁそうよね〜」だったのかもしれません。

テーマが組織変革だったので、ふりかえり=>カイゼンされている感、少しずつでも前に進めている感が組織に自信を与えてくれるからというつもりでもありました。

 

しかしながら、「ふりかえり」っていうのは、その前に「そもそもの活動」というものがあって、なのですね。

この「そもそもの活動」が意味のないものであれば、必然的に「ふりかえり」も意味のないものになりかねません。。。

 

実際に僕もたくさんの企業の方、個人の方と普段からお話しする機会があるのですが、どうもみんな(一般論)の考えるアジャイルが「素早くはじめて小さくカイゼンしながら大きく前進する」という捉え方をしている気がしてならないなと感じることが多くあるのも事実です。

ここには重大な欠陥があります。

 

何が言いたいかというと、結局「何を作る」とか「何を為す」というところによって、自ずと結果の得られ方が変わってくるのです。

(このことは一昨年にもアドベントカレンダーで書いています)

blog.samuraikatamaris.red

 

 

ということで、まずここでみなさんに伝えたいこと。それは、『「正しいもの」「正しいこと」に対して踏み込むことが大切』ということです。

 

 

さて、改めて自分に問いかけてみます。

 

Q:「アジャイルのプラクティスで何から始めたらよいでしょうか?」

 

僕の答えは、

A:「『プランニング』です」

 

さらに踏み込んでみましょう。

Q:「計画駆動偏重ではなく、アジャイルなのにプランニングですか?」

 

良い質問ですねw

僕の答えは、

A:「『プランニング』です」

 

 

ここでいう「アジャイルな『プランニング』」とはなんなのでしょうか。

これは、僕は「勝ち筋を見つける行為(あるいは負け筋を躱す行為)」だと思っています。

 

みなさんは、なぜ「プランニング」や「リファインメント」をしているのでしょうか。

それは、スクラムチームは次のスプリントにおける「勝ち筋を確認している」からではないでしょうか?

また、POは長期的なプロダクトの「勝ち筋を進められることを確認している」からではないでしょうか?

 

 

逆に、「ふりかえり」とは、「プランニング」その当時に「正しいとおぼわしきこと」の遂行の結果として行うべきもの、とも言えます。

 

まとめです。

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あと5回くらいこんな感じで書く予定ですw

今年もよろしくおねがいしますm(_ _)m

 

 

あじゃてくの「あじゃ」ってさってはなし

ども。営業日的に連続でAgile Japanのアドカレからのあじゃてくでございます。

れっどです。

 

というわけで、今日はあじゃてくあどかれ2021 Advent Calendar 2021の20日目として書いています。

adventar.org

 

あじゃてくについてはこのブログでもいろいろ書いているときは書いているので、興味があれば探してみてください(雑ですみません)www

 

「あじゃてく」を改めて考えてみる

僕はあじゃてくのポジショニングすごく好きなんですよ。

結局手段としてのテクノロジーが備わっての実現だから、そういう意味では終端を捉えている。

 

逆に、昔ながらのヒトはわかると思うんですが、アジャイルって「アジャイルソフトウェア開発宣言」がベースだから、開発への親和性ってもともと高かった。そういう意味でもアジャイルとテクノロジーというのはそもそも近いというかある意味同じ括り?結局終端?のお話し。

 

じゃぁこのあじゃてくの「あじゃ」がどこにかかるべき言葉なのか。

それは、少なくともテクノロジーとか開発にかかっていないんだろってこと。

だってそれだと「アジャイル(あじゃ)」「アジャイル開発 /w 技術(てく)」エキスポになっちゃうから。

 

とすると、この「あじゃ」はなにものなのか。

 

この「あじゃ」のかかりの僕の理解は、広い意味では「マインドセット」という言葉で表されるのかもしれないけど、「経営」であり「組織運営」であり「組織文化」であり「意思決定」であり「価値探索」であり「働き方」。。。もっと個人にフォーカスするなら「生き方」なんだろ?ってこと。

 

だからこそ、Episode 1 の基調講演が『新しいサービスを創り出す作法〜アジャイルやテックと併せて心得ておきたい大切なこと〜』って話だったんだと勝手に思っています。

 

だからこそ興味がある

本当はさ、Agile 〇〇 & Tech with Agile Development EXPOなんだと思っているわけですよ。

そう考えるといろいろな〇〇があって、その切り口でminiとかもイベントがたくさんあるわけで、めちゃんこいろんな物事の捉え方、考え方、実践例、生き方があるわけですよ。

だからこそこのポジショニングに興味があるわけです。

 

というわけで、2022年もみなさんの「あじゃ」と「てく」をたくさん聞かせてください!;-p

アジャイルジャパン2022に期待しているよってはなし

どうもご無沙汰しております。侍れっどです。

 

今回の記事は、(なぜかあじゃてくと間違って登録してしまったwww)あじゃぱんのアドベントカレンダー17日目として書いていますw

 

adventar.org

 

アジャイルジャパンとわたし

アジャイルジャパンはオブジェクト倶楽部(現オブラブ)のイベントと同じくらい、僕の初期のアジャイラーを築いてくれたイベントで、ものすごく縁が深いです。

2018年当時まだ僕がNRI(野村総合研究所)に在籍していた頃、NRIをゴールドスポンサーとして参加するところまで引っ張ってきた自負が少なからずあるくらい、思い入れがあります。

今でこそ、公募とかスポンサーセッションに参加させていただくとかいろいろと表舞台に立つケースも増えていますが、やっぱりすげー人たちがいっぱいのすげー景色だわって思っていた印象が強いです。

 

アジャイルジャパンにかかえていたモヤモヤ

とかなんとか想い出に浸って感慨深く書いていますが、正直、アジャイルジャパンがどうなりたいのかな?というモヤモヤを感じていた節はここ数年ありました。

イベントとしては日本で一番のアジャイル系イベントだし、集まってくるヒトも当初のエンジニア界隈を中心とした感じから、マネジメントやデザイナーであったり職種も多岐にわたるようになり、企業も今ではコンサルや製造、金融業界なんかも増えてきている印象です。

 

本来のアジャイルジャパンのあり方として、僕としてはすべてのヒトの入り口であり、広く間口を構えるイベントであってほしいと思っているため、集客として今の状況はすごく良いことだなと思っています。

 

しかし、逆に言うと、コンテンツの組み立てやスポンサー企業の話される内容なんかをみていくと、正直Coreがなんなのかわからなく感じていたのも事実です。

だって、10年前と今では参加者の層が変わってきて、時代が変わってきて、でもアジャイルジャパンというイベントと内容はあまり変わってなくて、それって市場からずれてきちゃっているんじゃない?ってなるのは当然じゃないですか。

 

ま、ここでぶっちゃけるのもなんですが、アジャイルジャパンがちっともアジャイルじゃねーなって思っていたときがあった、というなんとも上から目線な感想を一応カミングアウトしておきますwww

 

いや、もちろんですね、これだけのイベントを開催するってものすごく大変だし、お金を取っているからちゃんと参加者が欲しがるコンテンツを並べないとというのもあるし、本質的な密度を薄くせざるを得ないというのはよくわかります。なので、これまでの実行委員会の方々には敬意しかないんですよ。僕もいろいろなイベンターをやってますからすごくよくわかります。

 

ただ、何が言いたいかというと、アジャイル入門者が集まるようになった世界で、『アジャイルっていうのが「素早くはじめて小さくカイゼンしながら大きく前進する」って思わせちゃっている』ことが危ないなってことです。

確かに、僕も2000年代前半くらいはずっとそう誤解していたんです。だから入門者はそう誤解しちゃうケースがあるんだと思います。

 

アジャイルジャパン2021に参加して感じたこと

基調講演なんかを聞いていても、これまでのもやもやが少し解消した感あったのは、おそらくそういった「小さなカイゼン」ではなく、もっと手前の段階で、「我々はなぜここにいるのか」をアジャイルジャパン自身が問い直せたのではないかと感じた点がいくつかあったからでした。

一気に何かを変えていくのは大変だし、それこそ小さくカイゼンせざるを得ないとは思うのだけど、「ふりかえり」ではなく「むきなおり」を始めたアジャイルジャパンは、また来年以降よりよい方向に向かうだろうし、本質的なアジャイルな取り組みをイベントを通じて見せていってくれるんじゃないかという期待しかありません。

 

最後に

いろいろかきましたが、ごめんなさい、ここまでは僕の妄想ですwww

実行委員の方々が本当にそう考えてそう行動したかは僕は知りません。

ただ、もう10年以上アジャイルジャパンを外から見てきた側からしても、明らかにそういう変化を感じられたという一つのサンプルとして受け止めてもらえればと思います。

 

週明けにあじゃてくの方でも書くのであれですが、今年のアジャイルジャパンはあじゃてくで一年間培ったものをしっかり糧にして運営されたことが、イベントの成功を裏付けた部分も多いだろうなと思います。

(去年はまだスポンサーがdiscordであんなに活況なイベントを開くような形にはなれていなかったですよね。あじゃてくでのスポンサーしたときの取り組みは去年書いているのでリンク貼っておきます)

blog.samuraikatamaris.red

 

アジャイルジャパン2022も大成功となりますよう遠く世界の果てから祈念、応援しております。

 

おまけ

私、BIT VALLEY -INSIDE-というコミュニティをやってまして、年明けの1月にサテライトを予定しています。

もしよければご参集くださいませ〜という宣伝w

bvinside.connpass.com

KANGOO LIMITED DIESEL MT 納車!

なんだかんだ半年以上ぶりの更新でスミマセン。。。

 

いろいろありましたがいろいろあるのでそのうちまた細かい話は書きますね。

 

で、いきなりこうかたい話でまた再開するのもあれなので、最近のことでも。

というわけで、いきなりですが、ルノーカングーが我が家にやってきました!

 

れっどなのに?っていうふうにもよく言われますが、僕はDUCATIに乗っていたときも黄色だし、別に黄色嫌いじゃないんですよ?w

 

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今回はルノー横浜青葉さんにお世話になりました。

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今回は本当にたまたまで、5月の末に、現行のカングー2と言われるモデルが終焉を迎えるにあたって、一度乗ってみたい気持ちからディーラー試乗に行ったんですよ。

もちろん、ATのガソリン車しかなかったわけですが。

 

で、とりあえず担当さんに聞いてみたわけ。

 

「まだ手に入るの?」

 

「・・・もう無理です」

 

だよね。。。

 

4月から欧州ではカングー3が既に発表されていて、どう考えてもこれ以上入ってくるわけないし、ましてやカングーのカタログカラーである黄色を指定なんてことはできるわけもなく。。。

 

 

と思ったら、担当さんが、

 

「MT乗りたいんですよね?ちょうど。。。今日本社から営業資料送られてきて、ファイナルモデルがMTディーゼルででるんですよ」

と。

 

「え?」

 

とはいったものの、僕はディーゼルのイメージが全然自分の経験上もてなくて、そこはいろいろ悩みました。。。

 

「まだオープンになっていない情報なのであれですが、もし抽選申し込みされるのであれば今日受けられます」

ですと。

 

いやーそこからは試乗中もいろいろ思い悩みましたよ。。。

黄色のカングー2まだ買えるかもしれないのか。。。

でもディーゼルなのか。。。

 

 

結局、その日にとりあえず申し込みだけしますといって仮中の仮の契約書にサインしてきたわけです。当たったら買わなきゃいけないというお約束だから。

(そして、僕がそのディーラー系列での1号申込者になったわけですwww)

 

で、7月1日に晴れてメディアにオープン。

 

限定400台のカングー2のファイナルモデル、KANGOO LIMITED DIESEL MTが発表されました。

www.renault.jp

 

 

そして7月10日。。。

 

担当さんから電話。。。

 

「もしもし。。。おめでとうございます!ジョン ラ・ポストご用意できます!」

 

まじかー!!!!!!!!!!!

 

 

その日はMINIの1年点検を受けに行ったディーラーでその電話を受けていたのでしたw

 

 

というわけで、とうとう10/10に納車!

カタログの黄色のジョン・アグリュムとは違いますが、フランス郵便カラーのジョン ラ・ポスト(ちなみにカングーオーナーの人気カラーランキング1位です!)が我が家にやって来ることになりましたというわけでございます。

日本に、いや、世界に51台です!!

 

www.youtube.com

 

 

 

ま、そんなわけで納車日にあわせて初日から近くのジェームスさんでタイヤ交換してヨコハマタイヤのオールシーズンタイヤ、ブルーアース4Sに交換w

(30kmでさようならミシュラン エナジーセイバー)

そして、さようなら、タイヤ交換の日々よ。。。

もう走る車ではなくのんびり乗る車なのでハイグリップとかいらないんですw

(ぶっちゃけエナジーセイバーより4Sのほうがグリップ感いいよ!)

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その後、いつものGSでさいとうさんにEX Keeper Premiumの施工をお願いってことで早速ドック入りw

昨日ようやく家にやってきたのでした。

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まだ全然乗っていないのであれですが、初期の感想をば。

 

まず、黄色というのはDUCATIのときも思ったけど、めっちゃ虫が寄ってくるw

これはディーラーでも施工完了直後のGSでも丁寧に虫をみなさん払ってくださるwww

 

走りについては、ガソリン車よりもエンジンも大きく(車重も増したが)トルクも強くなったので、発進時がとにかく軽い。

そして、いつものガソリン車のトルクの感覚でシフトアップしちゃうと低回転になりすぎちゃう。。。そうか、もっともっと引っ張って回しても(といってもまだまだ1100回転くらいの領域の話←MINIならとうに2000回転を超えている感覚)大丈夫なんだなっていうのにびっくり。

 

正直、街中4速で十分とかうなどんさんとか言っていたけど、本当にレンジが広くてこんなに回しても(っていっても全然1600回転くらいのエコ指定の範囲の話)燃費大丈夫なの?っていうくらい普通にトルク(の真ん中)に合わせてギアをがんがんあげていく必要なんてないのね。まだまだトルク出るからぐいぐい進んじゃうし、ギアを上げろっていうメーターも全然つかないwww

(ちなみに燃費は19km/Lを超えます。MINIなんて実燃費12km/Lいかなかったから。。。)

www.youtube.com

 

MINIのR60の頃はショートストロークでトルクがんがんかけながらガシガシギアをあげていかないと正直パワーがなさすぎて速度にのせられなかったので運転の仕方が全然違うなということを改めて感じました。

 

窓が大きいから採光に優れ、車内が明るい。

けど、MINIはUVカットガラスですらなかったので、カングーはすごい涼しく感じます(これを読んでいる人たちは今どきUVカットじゃないなんて。。。って呆れているかもしれませんがw)。

いわゆるフランス車の柔らかい足というのもすごくよくわかるし、シートが良く出来すぎていて疲れない。

た、だ、し、ベース設計は13年くらい前のものなので、先進安全装備なんてなんにもないし、メーターもアナログにオレンジのデジタルインフォだけだし、相変わらず鍵さしてイグニッション回すタイプだし、2台前に乗っていたゴルフトゥーランFSIと全然変わらないw

 

まぁそれも含めて僕にとっては懐かしい感じだし、商用車なのでスライドドアは重くてがさつに閉めないと閉まらないし、車というよりはギアですね。おもちゃ。

 

ま、もう少し乗ってならし(ルノーは1500kmまで90km/h以上だしちゃだめ、ならし終了は6000kmと思って!って言ってる)がおわる頃にはまた違うインプレなんかもできるでしょう。

 

あとは、坊のYouTubeのネタとしてもしばらくはカスタムをちょいちょい仕掛けていこうかなと思っています。

youtu.be

 

 

というわけで、これまで長いことありがとう。

買ったときの面影はだいぶなくなってしまうくらいいろいろ手を入れていたけど、キャンプにサーキットにたくさん思い出ができました。

次のオーナーにも大切にしてもらってくださいな。

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www.youtube.com

 

では。

 

おまけにかつての愛車のDUCATIの黄色w

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BIT VALLEY -INSIDE- Vol.19を終了しました

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報告遅くなりましたが、去る1/28にBIT VALLEY -INSIDE-のVol.19を終えました。

今回は、Agile Japan 2020の基調講演の再演イベントとして、経済産業省 商務情報政策局情報経済課・アーキテクチャ戦略企画室長の和泉 憲明 氏の『New Normalの観点から可視化される DX推進の課題と経済産業省の政策展開-「2025年の崖」問題に対してアジャイルへ期待するDXの本質-』を放映し、その後みんなでディスカッションをする、ということをしました。

 

bvinside.connpass.com

 

2020.agilejapan.jp

 

今回初めてのSpatial Chatを使ったイベント、ディスカッションはプラスJamBoardを使ってという形でしたが、これはこれで一つの可能性を感じるイベントとなりました!

 

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裏にkyonくんの類似イベントと丸かぶったりもしたので集客は割れたところもありましたが、こじんまりやりたい僕らとしてはとても有意義なイベントでしたね。

 

またVol.20以降もお願いいたします。

一年満了

どーもれっどです。

 

medibaにジョインしてはや一年が経過しました。

blog.samuraikatamaris.red

 

個人的なふりかえりをしておきます。

最初に言っておくと、僕のmedibaでの一年目は60点だったとおもいます。

60点合格ラインでなしよりのありでの合格くらい。

コロナとかオンラインとかを言い訳にするつもりはないですが、特に経営やマネージャ層の期待に応えられなかった部分はすごくあると思うので、2年目はがんばります。

 

やったこと

  • エンジニア組織のSrManagerになった
  • auスマートパスプロダクトと5Gエンターテインメントプロダクトのシステム責任者になった
  • 採用戦略を策定し、遂行した
  • 中途採用はJDから見直して、全員採用するトライをした
  • 新卒採用は母集団形成から見直して、コストの大幅削減と質の向上をした
  • 自グループのミッションを定めてチームでゴールを目指す組織にした
  • 派遣さんの360度評価を実施して、本人と派遣元にフィードバックした
  • BIT VALLEY -INSIDE-をオフラインとオンラインで開催して登壇した
  • Agile Tech EXPOにスポンサードして広報と一緒にチームプレーを楽しみ、且つ登壇した
  • 産学連携の一環でHAL東京で特別講師した

 

わかったこと

  • コロナ禍におけるフルリモートでのオンボーディングはとてもむずかしい
  • プロダクトが大きすぎて期待されたこと、組織でやりたかったことが思ったほどできなかった
  • 友だち100人できなかった
  • 過去のやり方にしばられないで情報を集めて新しいやり方を試すことには成功も失敗も学びになる
  • オンラインカンファレンスにおけるスポンサードはスポンサーが一緒にお祭りをつくるところに価値がうまれる
  • 個々人との対話で組織をよくできると思っていたが、全体にちゃんとメッセージングできていないと思ったほど伝わっていない
  • 組織のありたい姿をしっかりと伝えれば、そこに向けて個人の活動が自発的に生まれる
  • サマーインターンなどが激減したことで、学生たちの経験値を積む時間が極端に減っている
  • 学生のほうが柔軟に新しいツール、新しいチームでもカイゼンを繰り返して短期に価値のあるアウトプットを出す体制をつくるのが早い
  • 組織ブランディングを考えるときに、これからは特にストック型コンテンツが重要になる
  • これまでの自分のネットワークが特にオンライン下では役に立った

 

つぎやること

  • 組織をいきいきさせる
  • プロダクトだけではなく、会社のシステムの基盤をさらに構築していく
  • 社外へのアウトプットを個人としても、組織としても増やして確立する
  • プロダクトや会社の投資となる活動をたくさん仕掛ける
  • プロパーの割合を増やす
  • 新しい技術領域に二歩くらい踏み出す
  • 自分の後進を育てる

【翔泳社ブックアンバサダー】図解まるわかり 5Gのしくみ 読みました!

どーも。最近子どものYouTuberに付き合って週末は動画編集ばかりしているれっどですw

 

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今回は、翔泳社さんのブックアンバサダーの公募に当選して、『図解まるわかり 5Gのしくみ』をいただきましたので、その感想を書きたいと思います。

 

 

翔泳社ブックアンバサダーってなに?

「翔泳社ブックアンバサダーとは、SNSを通じて翔泳社の書籍を実際に読んだ感想を発信してくれるメンバーのことです」とオフィシャルにあります。

こちらに応募したのでした。

www.shoeisha.co.jp

 

 

なんで『図解まるわかり 5Gのしくみ』を選んだの?

在籍する株式会社medibaで、僕自身がauスマートパス、そして5Gエンターテインメントというプロダクトのエンジニアリングマネージャをしているので、5Gつながりということで選んでみました。

www.shoeisha.co.jp

 

感想

この本のすごいところ

  • これまでの携帯電話通信の技術的変遷を理解できる
  • 5Gは実は4Gもうまく使って周波数利用効率をあげている仕組みを理解できる
  • 5Gの波だけでなく、5Gスマートフォンのアプリケーション処理、低消費電力化、熱対策など5Gを支える全体の仕組みが理解できる

 

雑感

僕自身が12歳くらいでアマチュア無線の免許をとった頃、長波/短波であったり、スポラディックE層であったりいろいろ知識を入れたのですが、正直極超短波(300MHz - 3GHz)よりも上の電波(5Gだとその上のマイクロ波の上のミリ波!)で屋外でここまで使える日が来るというのは子供の頃想定もしていなかったです。

 

ただ、実際5Gの素晴らしさは国際規格としてユニバーサル5Gとして世界中で整備されているところと、ローカル5Gとして自ら整備することができるという2軸で世界に配備されているところだなーと思ったり。

(ローカル5Gって例えばスタジアムに配備されていたりするやつ)

 

よくある5Gの情報って、ググってみてもアンテナのこととかでビームフォーミングとかNSA(Non-Stand Alone=4Gと5Gの2階建て)とSA(Stand Alone=5G独り立ち型)のこととかそういうことが多くて、まぁ確かに5Gを支える技術の一つ一つはそうなんだけど、それだけで実用されているわけじゃないんですよね。

 

やっぱり、それこそ5G対応端末の通信技術とか、もっというと、ネットワークの速度分描画でしている処理の技術とか、スマートフォンカメラが複眼化されている理由とか、データ通信高速化技術とか、そういうところとのあわせ技での理解ができるのがこの本の一番の魅力だと思うのです。

 

それが理解できると、これから訪れるであろうビジネスの事例にかいてある遠隔医療とか自動運転とかスマートホームとかの理解が進むし、5Gがもたらす世界をより自分ごととしてとらえることができるのではないでしょうか。

 

まとめ

KDDIグループでなまじか5Gについて知っているつもりになっていたところがありましたが、ネットワーク上の通信制御であるとか、実際の4Gと5Gの使い分け(Control PlaneとUser data Planeの分離)であるとか、全然理解できていなかったことに気付かされました。

逆に言うと、これからのビジネスモデルを考えていこうとしているサイドの人間からしてもものすごく勉強になり、また社会の変化を正しく理解できる一冊だと思います。

 

ぜひ、お手にとってみてください。

Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 1 -にmedibaとしてスポンサードしてきました

1/23の土曜日に開催されたAgile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 1 -にmedibaとしてスポンサードしてきました。

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202101.agiletechexpo.com

 

今回は申込み数が572人!オンラインイベントとして継続的な活動をしているイベントとしてすごく多くの人の注目を集めているなと感じています。

僕のあじゃてくに対する想いは年末に下記に書きました。

blog.samuraikatamaris.red

 

僕らとしてもオンラインイベントに対するスポンサーとしてのあり方や価値をあじゃてくとともに模索し続けて参加しています。

 

今回の基調講演は元スクエニCTOで時空テクノロジーズのCEO、ライフイズテックの取締役でもある橋本善久さんによる『新しいサービスを創り出す作法〜アジャイルやテックと併せて心得ておきたい大切なこと〜』でした。

speakerdeck.com

 

サービス開発サイクルをうまく回すための考え方とか、PMF(Product-Market Fit)、FPF(Founder-Problem Fit)、PCF(Project-Company Fit)、カスタマーエピソードなど僕が筑波大学での授業にも通ずるところがあって納得と共感の嵐でした。

 

特にカスタマーエピソードについては、僕も授業の中で「人はサービスのために対価を払うのではない、サービスを利用したことによる価値や経験に対価を払うのだ」ということを伝えていて、その一つの形だなと感じています。

 

今回あじゃてくという場でPMFとかそういう話をしてもらえると、いわゆるScrumの解釈としてチームという内側に目が向きすぎてしまい、外側との向き合いはPOの役割!みたいなパターンも多くなりがちぽいところにメスが入るのかな?と思いました。

みんな本当はいいものを創りたい想いはあるはずなので、よりそういうところに向き合える人が増えてくれることを期待したくなるとても素敵な基調講演でした。

 

 

 

さて、話が異様に長くなるので、他のセッションの話はいったんおいておきます。

それ以外で僕たちのスポンサーとしての活動を報告しますね。

 

前回のスポンサー経験から学んだことから、今回はスポンサーとしてイベントを最大限盛り上げる!をチームのモットーにしてきました。

 

スポンサー活動① カンファレンスのdiscordチャンネルを盛り上げる

今回、参加者が事前にログインしているカンファレンスのdiscordに一週間前くらいから積極的なアプローチをとりました(弊社広報のはじかのさんが!)。

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未読が気持ち悪い人たちもいるでしょうし、なんとなくチャンネルに動きがあることでこのdiscordに訪れる機会が増えてその他の情報にもリーチしてくれたらいいなという思惑がありました。

 

スポンサー活動② 休憩時間に主催ミニセッションを開催する

カンファレンスはイベント自体を楽しみにしている人もいるでしょうが、登壇者目当てで来てくださる方も多いと思います。

であれば、より登壇者さんの露出を増やせないか?ということでこんな企画をしてみました。

 

 

 

本編の休憩時間である午前と午後の15分休憩を使った企画です。

いくつかトラブルもありましたが、想定以上に多くの人に集まっていただき本当に盛り上がったと思います。

 

こちらについては事前に運営の方々にもご相談させていただき、無理言ってスポンサー別のボイスチャンネルをdiscordに作っていただくなど、柔軟に協力していただけたことに感謝です。

 

スポンサー活動③ スポンサーセッションで登壇する

こちらはそもそもゴールドスポンサーに特典としてついているものなのでわざわざ話すことではないですが、今回僕の資料の中では、以下の2つをテーマにしています。

  • なぜmedibaがあじゃてくをスポンサーするのか
  • medibaの社員、および社員の活動を外に紹介する

www2.slideshare.net

僕は個人の市場価値が高まれば会社/組織の市場価値が高まると考えているので、今回はなんとなく社員紹介みたいにしてみました。

一応根底の裏テーマとして「アジャイルマインド」を感じてもらえればという想いでストーリーを作ったつもりなので、その辺を感じ取ってもらえればと思っています。

 

 

今回は大きくこの3つにトライしてみましたが、それぞれ概ね皆さんにも受け入れてもらえたと思います。

 

 

会社のゴリ押しは一つもしなかったですが、結果的にカンファレンスが盛り上がって、そこに関わっていたmedibaという会社に少しでもスポットライトがあたってくれたら今回のスポンサーとしては大成功だったのでしょう。

このあたりはもう少しあとで見えてくるものだろうなーと思っていますが。

  

 

最後に、このあじゃてくスポンサーは広報と一緒にスポンサーチームとして取り組んできました。

僕個人としての想いはFacebookにも書きましたけど、このチームこそ最高のアジャイルチームだと思っています。

 

 

チームでふりかえりをして、次回も(会社の判断なのでどうなるかはわからないですけど)さらなるスポンサーとしての関わり方ができたらいいなーと思っています。

 

とても熱量の高いカンファレンスだからこそスポンサーとしても楽しいんですよね。

運営のみなさん、登壇者のみなさん、スポンサーのみなさん、参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした!

 

追伸:

BIT VALLEY -INSIDE-もコミュニティとしてサポーターもしていました。

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森竹さんが発表してくれたのでその資料も載せておきます。

www.slideshare.net

2020年度 enPiT 筑波大学 成果発表会に参加してきました

1月入って結構ばたばたしたのと体調不良で倒れたのもあり新年一発目がこれになりましたw

 

1/22の金曜日に2020年度 enPiT 筑波大学 成果発表会に参加してきました。

enpit.coins.tsukuba.ac.jp

 

今年で参加は3年目かな?

当事者(講師サイド)としては2年目。

 

この成果発表会はenPiTといわれる『成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成』というテーマでPBLという形の授業の成果を発表する場となっています。

 

ちなみに、僕とenPiTの関係については年末に下記に書きました。

blog.samuraikatamaris.red

 

今年の授業は11/4という比較的早いタイミングだったので、僕が担当しているビジネス・システムデザインB(授業内の資料名は「筋の通ったプロダクトのツクリカタ・ソダテカタ」)について彼らにどう響くかなぁと思っていたのですが、杞憂でした。

 

基本的に作られたプロダクトについては上記のリンク先にも公開されていますので細かい話はしないですが、僕の手元にあるメモからいくつかかきます。

 

  • 恋愛に対するチームメンバーの共通認識がとれずプロダクトの方向性に迷走って。。。これ解決できるんか?www
  • 趣味の関連度から沼にはまるというメタファ、「いいね!」ならぬ「ずぶった!」っておもしろいやん!!
  • 時間が空いてしまってチームワークを維持するために勉強会をってすごいな
  • プロダクトの方針に惑ったのでそのたびにエレベーターピッチを書き直すってすごいカイゼン!

  • 早期リリースでレビューを集める、簡単そうでできないからすごいしすばら!

  • UIがすごく本屋での雑な探し方になっていて違和感ない!

  • ほんの大きさに合わせてサイズをかえるとかすごいな。

  • 最初は自前データ、リリース最後に楽天のAPIに差し替えというのはつくりかた上手。

  • CI/CDも走っている!!

  • ハードつくっていると確かに開発環境が一つしかない問題は重大だ!
  • Chrome拡張だけで色覚あわせてくれるってさすが!
  • 距離と金額で散布図って面白い可視化だな
  • 関連アーティストだけでなく、芋づる式にアーティストをたどる(ディグる)ことができる!
  • さっきの沼と同じでこういうことが自由にできる世界になったのだなぁ。おもしろい。

 

そんな感じ。

特に、僕が深く関わった筋の通ったプロダクトの話しについていうと、

  • プロダクトの方針に惑ったのでそのたびにエレベーターピッチを書き直すってすごいカイゼン!

やっぱりこのあたりが一番グッときますよね。

 

今回、最後に三末先生がおっしゃっていましたけど、コロナ禍という中ですべてのカリキュラムがオンラインになり苦労も多かったけど本当に去年と同等、あるいはそれ以上の活動になったと思います。関わられた先生方本当に大変だったと思います。

また、プロダクトのカイゼンのみならずチームのカイゼンに対してすごく向き合えていると感じたというのも僕も共感しかありませんでした。

 

学生の間にこれだけのことができる人たちが育っているので、日本のIT業界の将来は本当に安心できるな〜。

 

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(表彰状キャプチャしたw)

 

表彰されたメンバーもされなかったメンバーもとてもいい経験をつめたと思います。誇りに思ってくださいね!!

 

 

さて、enPiTという文科省のプロジェクト(予算が出る)としては今年で終わりということで聞いていましたが、来年以降もenPiTは続ける!というお話しをされていたので、どういう形になるのかわかりませんが僕にできることがあればなにかしらご協力できたらいいなー。

 

追伸:

このあと18:00〜あじゃてくの前夜祭に参加していたのですが、そこの二次会もそこそこで抜け、成果発表会の情報交換会?懇親会?の二次会に参加してきましたよ。

202101.agiletechexpo.com