侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

僕たちは何をアジャイルしたいのか

この記事は、レッドジャーニーのアドベントカレンダー8日目とアジャイルジャパンのアドベントカレンダー8日目のクロス記事になっています。

adventar.org

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登壇を終えて

いきなりですが、AgileJapan2025のDay2公募枠のトリをつとめました。

20分という短い時間枠で、みなさんに印象付けるために多少荒っぽさはあったかと思いますが、おかげさまで資料もたくさん閲覧していただき嬉しく思っています。

www.docswell.com

 

伝えたかったこと

これはそんなに難しい話ではなくて、3つの問いで解決します。

  • アジャイルのせいにしてはいないか
  • アジャイルを特別なものとして扱っていないか
  • ほんとうに「アジャイル」が必要なのか

 

アジャイルのせいにしてはいないか

「アジャイルは難しい」「アジャイルだからうまくいかなかった」という言葉は私自身が25年くらいずっと聞いてきた言葉です。

そもそも、「アジャイルだから」という言葉にすら意味がないのだろうと思っています。

アジャイルかアジャイルじゃないかの前に、ビジネスであり、プロジェクトであるというだけじゃないかなと。

と考えると、ビジネスにほんとうに関心をもっているのか?プロジェクトとして成功させる気があるのか?ということでもあると思います。

耳がいたいですよね。

 

「そのつもりだ!」

と胸を張って言える人がいるなら、一言お伝えしたいなと思います。

 

「ならもっと足掻いてみなよ」

 

 

アジャイルを特別なものとして扱っていないか

上で言った「アジャイルだから」はすでに特別なものとして扱っている証でもありますよね。

今までと違うやり方をするとき、出島を作ってそこでちいさく始めてみようという腫れ物にさわるがごとく、アジャイルな取り組みって社内に生まれたりします。

そして、「PoCはやりました。ここから先は既存のやり方で進めます。」とか、「もう一つ施策を増やして出島でやってみようと思います。」のような形へと、広がっているようで全然広がっていない世界をよく見かけるのです。

 

得てして、出島は出島なんです。日本の出島は長崎に一つだったかもしれないですが、みなさんの企業で出島出島いっているうちは、全国の海岸線に出島がたくさんできているだけ(実際は数個しかできないと思うけど)で、本丸である本土にはなんら影響しないで終わるケースが多分にあることでしょう。

 

出島で怖がっているうちはまだまだアジャイルなんて外様of外様で、鎖国をやめて港を開放していくことができるかがアジャイルな未来には極めて重要ということです。

そのためには、信頼できる上司や経営へのパイプラインを見つけたり、制度設計的に対応しないといけないことに協力してくれる人をみつけたり...まずは本土上陸を現実的なものにしていくための仲間づくり、ネットワークづくりが前提中の前提だったりします。

現実的なところで言えば、まずはあなたの関わっているところから今の制約事項の中で何ができるか思案するところがスタートになるのです。

 

 

ほんとうに「アジャイル」が必要なのか

昔は、「うちもアジャイルやるぞ」とか「DXはじめるぞ」とかそういう号令的なことを聞くこともありました。

 

結局アジャイルは、今を認知し学習を継続していくこと、に過ぎないので、プロジェクトでもプロダクトでも組織でも採用でもマーケティングでもなににでも適応できる考え方です。

 

つまり、みなさんのやっている「それ」がアジャイルだといえばアジャイルですし、アジャイルといわなくてもアジャイルだったりするものなのです。

このあたりは、あじゃぱん前夜祭sの中で三木さんが話している、野村ホールディングスの中ではずっとやってきたアプローチが、実は今の時代でいうアジャイルだったというところからも見て取れるかと思います。

youtu.be

 

私が最近アダプティブプロジェクトマネジメントという言葉を使っているのも、似たような文脈ですね。

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まぁ私に言わせれば、「アジャイル」を企業にとっての大義に見せかけても結局本質が欠けるばかりなので、ほんとうにみなさんに「アジャイル」が必要なのか?は甚だ疑問です(気付いたらアジャイルってやつだったくらいの、本質を追及する行動から始めよということです)。