メリークリスマス!
たまたま全enPiT Advent Calendar 2020!!というアドベントカレンダーをみていて、25日空いているし、今僕も手が空いているので書いてみようかなと思い至ったので書きますw
というわけで、この記事は全enPiT Advent Calendar 2020!!の25日目として書いています。
目次もつくらず雑に行きます。
enPiTの存在、意義、そういったものは、結構前からアジャイル界隈、スクラム界隈にはTwitterなどのSNSでも流れてきていたので知っていました。
しかしまぁ筑波って遠いですしw、僕自身がその当時はNRIという大きな会社であまり組織(採用とか)に関わりが深かったわけでもないので、なんとなーく距離がありました。
きっかけはいつでしょう。。。RSGT2018あたりかな。
たぶんそこで筑波大学の渡辺先生と出会い?(もしかしたら出会いはもう少し前かも)「「学部三年生が1日1スプリントを回して開発する」合宿」のお話しを伺ったところかなと思います。
その後、発表会のお知らせをもらって、そのときはちょっとNRIからレバレジーズに転職した直後でタイミングが合わなかったんですけど、enPiTに興味をそそられ始めたのでした。
2018年の8月に渡辺先生が東京に来るタイミングがあるということで、永瀬さん(みほらぶ)とNRI時代の同僚である塩川くんと4人で今はもうなき聖地、串ジョージでがっつりお話ししたのでした。
僕の記憶では、ものづくり(システム)と市場に出してFBをうけて成長を図る(ビジネス)の部分で両輪ぶんまわさないといけない、みたいな話をしていて、みほさんにメビウスの輪の話だねって言われたように覚えています。
事業会社側にうつったこのあたりから、僕の中でビジネスシステムデザインみたいなもののベースがすごく強く生まれた頃だったと思います。
で、2019年1月と2月?に今度こそ成果発表会に行ってみて、学生の作るプロダクトのレベルにとても感銘をうけたのでした。
しかも、発表の中では自分たちの開発との向き合い方も報告されていて、ものづくりのところはみほさんとかkyonくんとかが入っているからすごくいい経験しているなと素直に感じたのを覚えています。
ただ、そこで僕が感じたのは、ビジネスの視点、もっと持てる!というか持ったらこの子たち最強になれる!という確信でした。
そんな流れで、情報交換会という。。。打ち上げ?みたいなところで飛び込みLTしたり、渡辺先生に「ビジネスのところでなんか協力できるかもしれない!」とちょっと強気な発言を言い残して帰ってきたのでした。
そして、2019年6月くらいだったかな。。。
渡辺先生から「ビジネスのところで協力できそうって言ってたよね」的なお話しをいただき、2019年の後期に授業をもたせていただく運びになったのでした。
まぁ人に教える、というのがとても苦手で、それを克服するために学生時代に塾講師や家庭教師をやっていたというのもあるのですが、根はやっぱり得意ではないw
でも、社会に出る前からいずれ「教育」という分野に関わりたいという強い気持ちがあったので、二つ返事でやらせてほしいと答えたのが懐かしいです。
そして筑波へ。
本日はゲスト講義。レバレジーズCTOの@samuraiRed さんに「筋の通ったプロダクトのツクリカタ・ソダテカタ」の話をしていただきます! #enPiT pic.twitter.com/gSSaxRBbjM
— enpit_tsukuba (@enpit_tsukuba) 2019年11月26日
だいぶドキドキでした。150分の授業という長さにも惑っていましたし、ましてや最近の学生を知らなすぎる自分に不安が大きかったのは言うまでもありません。
ただ、結果としてすごくいい経験をさせてもらえたし、学生さんたちの目の色がすごくキラキラしていたのでやってよかったなと思いました。
実際、講義の前週とかも授業に足を運んで雰囲気を掴んだり、どういうことをどんなふうにやっているのかみる時間をつくったりと往復4時間かけて筑波には通いましたねーwww
(高速バスもTXも車でもよくいったなー...遠い目)
2020年1月と2月の成果発表会、そしてAgile PBL祭り2020に参加。
ある意味プロダクトつくっているところを見てきたからこそ、彼らの真摯な取り組み姿勢とかプロダクトへの向き合いがとてもまぶしくて、うるっときたのを覚えています。
そういえば、このタイミングでまたレバレジーズからmedibaに移籍したまたぎの月だったなぁwww
1月はレバレジーズのメンバーと一緒に、2月はmedibaのメンバーと筑波にいったのですよwwwwww
そして今年、2020年は2019年に引き続いてオファーもいただいたので、講義をさせていただきました。
今年は特にコロナ禍ということもあり、ほぼオンライン化されたことで、先生方も学生さんも苦労と新たな発見が多かったのかな?と思います。
逆にオンライン化されたことで、以前あまりちゃんと行けなかった夏合宿まわりにもちらほら参加することができたのはいい意味で運が良かったともいえるかもです。
今年の講義は僕のターンは完全オンラインでした。
(僕ではなく川口先生が写っているのはご容赦w)
これはこれで、学生の反応が見えづらいとか、いろいろ学びがあったのですが、今年のほうが時間に対してうまく進行できたと思うし、小噺的な話も含めて楽しんでもらえる授業にできたのでは?と思っています。
さて、そんなenPiTも今年が最終年。。。
これだけ学生さんたちに"成長分野を支える情報技術人材の育成"という視点で最&高の場所が終わってしまうというのは、一個人としても、一社会人としても、残念だなーと思います。
ただ、この場から巣立った人たちは、これからも自分たちの学びを何かしらの形で社会に還元していくだろうし、そこからまた何か生まれていったらそれはそれで素晴らしいことなのかなとも思っています。
最後になりますが、やや自信過剰に(気持ち的には相当の不安もありながらも)渡辺先生に「ビジネスのところでなんか協力できるかもしれない!」と言い切ったのは大きかったなと改めて思います。
そしてそれを受け止めてくださった先生にも感謝です。
この二年、僕は自分が教えるよりも、学生に教わることのほうがすごく大きかったと感じています。そういう意味では学生さんたちにもほんと感謝しかないですね。
そして、長年の夢であった「教育」に携わるというところにほんの少しですが踏み込めたことは更に今後の自分の活動の糧となるでしょう。
とはいえ、まだ2020年の発表会が終わったわけではありません。
そのあとにはAgile PBL祭り2021もあります。
まだまだ今年度、楽しんでいきましょう!!
あー長かったwww