侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

地震

もうほぼ一週間前のことになります。
東北地方を中心に壮絶な地震が日本を襲いました。
そして、それに追い打ちをかけるように大津波が発生、事態は原発の機能停止にもおよび、今なおいろいろなことが現在進行形です。

僕自身は普通にオフィスにいましたが、29Fということもあり、免震構造のビルといえどかなり揺れました。
しかも会議室にいたので、固定のテーブルでもなく、かなりの揺れと突き上げで流されたので結構な恐怖感でしたね。
あと、周りが全部ガラス張りだったのもあり。

30Fはもっと被害や揺れがひどく、天井が落ちてきたりスクリーンモニターが倒れてきたり、かなりの惨状でした。

現実的な被害はもっともっといろいろなところに出ていて、電車が動かない、ガソリンがない、食糧がないみたいなことが東京でも普通に起こっています。
原発放射能漏れとか言われると確かに不安になりますが、もし本当に漏れたなら、何かを買い込んでもいまさらどうしても手遅れじゃないですかね?
起こるかもしれない現実に対する対処よりも、起きてしまっていることに対してみんなが全力を投じるべきときではないでしょうか。


僕の会社は今回かなり初動が遅かったと思います。
社員に対する安否の確認を含め、社としての方向性を指し示すべきはずの危機管理室が事実上機能していなかったと僕は考えています。
それも週末にイントラで情報のやり取りって誰が見るのかしら?という感じでしたしね。

週明けからの節電もそう。
僕が電気やエアコンを消しても誰かがすぐにつけていく。
これも社としての方針を示さないからそうなる。


僕が月曜の朝に電車が動いていないから、計画停電が始まったら帰れないと思うけど出社したほうがいいか?と朝の05:00からPMに判断を仰いだのに、部長の確認が取れないから悪いけど出社してくれという、仕方なく出社したけど、14:30には帰宅指示が出る。
今日来てやったことはニュースを見たこととメールを返したことくらいなんだけど、それって自宅でできたんですが...。

部長は出社が08:45。
最初の一言が「いやぁ1時間45分もかかっちゃった。システムは動いてる?」。
もうこの会社は終わってると思いましたね。
部員の状況把握よりもシステムの安定稼働ですよ。
ほんとがっかりですね...。


いろんな複雑な感情もありました。
たぶん奥さまはもともと仙台のほうに親戚や自分の所縁も深い人なので、僕以上にいろいろと現実に心を痛めていることでしょう。


結構周りでは10万とかいうオーダーでの個人寄付している人がいましたが、我が家は現金はその仙台の奥さまの祖父母なんかに会いに行くときの資金として残すことにしました(結果そのくらい使いますしね)。
そのかわり、Yahoo!とドコモのポイントは全部寄付に回しました。5桁は軽くいったので、今できる金銭的なことはそこまでかな。
あとは、自分のやるべきことを、社会人として、親として、人として、するだけかなと思っています。


まだまだこれは始まりにすぎないんですよ。
こっからみんなで日本をもり立てていかないといけないでしょう!
引きこもったり買いだめしたりばっかしてないで、まずは自分から普通の生活に戻す努力をしましょう!
『Pray for Japan』も良いけれど、僕らは祈ってるだけじゃもうダメな時だと思うんだな。
『Encourage Japan』のほうが良い!

みんなで日本を元気にしようぜ!!

雨の日こそ笑え!

僕もガンバります。