侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

あじゃぱん前夜祭sの舞台裏


f:id:samuraiRed:20241214072218j:image

 

この記事はレッドジャーニーのアドベントカレンダー3日目として書いています。

adventar.org

あじゃぱん前夜祭s is 何

あじゃぱん前夜祭sとは、

「アジャイルジャパン2024でプラチナスポンサーを務めるレッドジャーニーのsamuraiRedこと森實と、永和システムマネジメントの岡島がお送りする~アジャイルジャパンを開催前から応援しよう!楽しんじゃおう!という番組となっております~」

という番組紹介でおなじみの(笑)、二社のコラボ企画による全6回のYouTube特番なのでした。

まさかのニュースリリースも二社から出ています。

redjourney.jp

www.agile-studio.jp

 

 

「この番組は、さまざまなゲストをお呼びして楽しいトークを繰り広げるバラエティートーク番組で、2023年の公募登壇者がゲストの場合は、昨年の登壇の再演とその後について、2024年の公募登壇者がゲストの場合は、今年の見どころ聞きどころを先に聞き出しちゃおう、という企画でお送りします。」

このあたりも岡島さんの紹介でお馴染みですね(笑)。

 

なんのこっちゃという人は下の再生リストから告知動画含めた全7本をぜひみてみてください!

www.youtube.com

 

 

なぜあじゃぱん前夜祭sなのか

もともとは、当日の現地ブース以外にもスポンサーをもっと露出させることができるように、同意してくれるスポンサーさんを招いてのアジャイルジャパンの公式番組を作りたいと思っていたのですが、いろいろと大人の事情が噛み合わず、実現できませんでした。

なので、方向性を変えて今の形、プラチナスポンサー二社による完全独自のオリジナル企画になっています。

 

スポンサーを前に出す企画ができないのであれば、例年頭を悩ませるイベントをスポンサードする意味、役割について立ち返りました。

blog.samuraikatamaris.red

blog.samuraikatamaris.red

 

やはり、スポンサーはそれこそ当日にスポンサー枠のセッションをして、現地ブースを出店して、来た人を相手に営業行為して、みたいのだけをするのは受け身だと思うのです。

 

スポンサーは、運営と同じ側にたって、集客に貢献し、参加者をもり立てて、会を大成功に導いてこそなのではないでしょうか。

逆に言うと、その結果として、当日の現地ブースにも人が多く来てくれるようになりますし、最大のベネフィットが得られるのでは?と思うのです。

 

そして、人々は何を見にイベントに足を運ぶのか。

それは登壇者だと思います。それも、スポンサーではないセッションを中心とした。

だとすると、公募登壇者に光をあて、興味関心をイベントの前から引き立てる、というのはもはや必然と考えます。

さらに、2023年の登壇者はすでにコンテンツとそこから1年の差分という誰もしらない成長ストーリーを持っています。ここで彼らに再度光が当たることは、過去の登壇者に対しても魅力的だと考えたのです。

当然、2024年の登壇予定者は、当日よりも前に頭出しをすることで、当日のセッションのイメージを視聴者が膨らますことができるし、当日の20分という短い尺ではわからないパーソナリティやバックグラウンドを知ることもできる、そういう魅力を追求しています。

 

あじゃぱん前夜祭sの舞台裏

あじゃぱん前夜祭sのいち風景をあげるとこんな感じです。

 

なかなか変わった絵面かなと思います。

昨今の企業が作る動画は、zoomの録画をそのままのせたような、画角もデザインもつまらないものになりがちです。

そこで、自分がバーチャルな存在であることも含めて、こういったバーチャルスタジオに合成するということをやってみました。

 

収録

収録はいたって普通にzoomです。

本当は、もっと画質がよくて音もいい録画がしたいのですが、簡易で便利なツールが見当たらないため今回はzoomとしています。

撮影風景はこちら。

はい、みなさんバーチャルグリーンバックというシュールな感じでこれでただただひたすら登壇、トークを繰り広げるという撮影になります。

最終の絵面とはだいぶ違いますね。

 

このあたりは、40代以上の方あたりだと、電波少年を思い出してもらえるのではないでしょうか。

 

ちなみに、この番組台本がありません(笑)。

正確には、初回の撮影のみ、オープニングとエンディングでこういうことはなさないといけないよね、という話をするためのペラは岡島さんと二人で見ていたのですが、本編についてはなにもないし、ましてやゲストには何も渡していないというまさにゲリラ的な収録でした。

 

更にすごいのは、そんな状況でありながら、実はこの撮影、オープニング、本編、エンディングの3つにわけた収録をしている(単に編集点を作りながら1発撮りをしているだけ)のですが、それぞれ実はすべてノーカットなのです

誰もNGを出さず、沈黙になるでも迷子になるでもない、素晴らしい収録だったのです。

 

編集

基本は、スタジオ背景を用意して、そこに今回用のクリエイティブ(画面中央や左上に出しているやつ)を弊社のもっくま氏に作ってもらって、その組み合わせで実現しています。

 

今回、オープニングは一部データパックを使っていますが、それ以外の本編、エンディングやエンドロールなどは一切外のものは使っておらず、手編集のみで作成しています。

 

BGMはいつものBGMerさんにお借りした音源を使っていますが、オープニングからエンディングまで結構いい感じ、特に締めトークからのエンディングの流れなんかはかなりお気に入りです。

 

公開

今回はコラボ企画ですので、告知トレーラーと1回、3回、5回をレッドジャーニーのYouTubeチャンネルで、2回、4回、6回を永和システムマネジメントさんのYouTubeチャンネルで公開しています。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

Podcastやウェビナーなどそれぞれコンテンツをいろいろと発信していますので、ぜひこの際にチャンネル登録や通知設定をお願いします。

 

感想

今回、企画決定(僕が岡島さんに今回の企画を持ちかけたの)が8月末、収録が9月の頭からで、収録をしながら人選を進め、登壇者の企業の広報の方にも入っていただいたりしながら1ヶ月、10月の頭には収録を終え、その間に半分以上は編集と各社チェックを完了するという怒涛のスケジュールでした。

更に、もっと草の根でひっそりやるつもりがニュースリリースを出す話にまでいつの間にやら話が発展して、もう引くに引けない状態と期待値ハードルをあげてしまった感じで結構メンタルを鍛えられました(笑)。

 

もともとはアベマでやっていたVTuberと声優さんのトークバラエティをたまたま見て、その絵面に着想を得て、こんな感じならそれっぽくできるかも、という番組作りから始まったのですが、収録画質という部分以外は概ね個人的には満足できるところまでやれたかなとは思います。

もちろん、時間があればテロップをもっとしっかりしたり、やれることはいくらでもあるんですけど、収録と編集がそれぞれ1日くらいしかリードタイムをとれない中ではよくやったほうだと思います。

 

最後に、今回この無茶振りにのってくださった岡島さん、本当にありがとうございます。

また、企画書はちゃんと作りましたが、それ以上の台本もなにもなく、ただただMCの二人、主に私に振り回されるような撮影に協力いただいた出演者のみなさんに改めてお礼申し上げます。

味をしめていますので、またどこかで、何かの機会に、巻き込まれることを覚悟しておいてくださいね!