去る2/26、レバレジーズで開催したBIT VALLEY −INSIDE− Vol.6が終わりました。
今回、ビズリーチさん主幹の会として開催しました。
大きなテーマはUXD(ユーザエクスペリエンスデザイン)、UCD(ユーザ中心設計)、PM(プロダクトマネジメント)というあたりで三者にお話頂く形でした。
なかなか豪華なんです。
これは着席人数見ていただいてもわかるかと思います。のべ64名ですね。
一人目は僕の前職のプロジェクトでもう13年くらい前に一緒に仕事をさせてもらった方で、デザイン思考やマーケティングの世界をシリコンバレーで鍛え上げてきた男、三宅マーケティング事務所の三宅正さん!→プロフィールはこちら
『UCDではイノベーションは起こせない?
~本場シリコンバレーのデザイン思考から紐解く「日本のビジネスパーソンにいま必要なこと」~』
結論から言うと、UCDでイノベーションは起こせる!ですw
やっぱり彼が本家IDEOで学んできた部分というのは、『デザイン思考はマインドセットだ』という強烈なメッセージに込められていたと思います。
日本だと、市場(ユーザ)に迎合するなとかいろいろ言われている部分が昨今色濃く現れていますが、彼は「デザイン思考もUCDもポジションやシチュエーションによって使い分けるプロセスであり、そのプロセスを通して勇気を手に入れるためのもの」と伝えていました。
こうやってマインドセットとしてのものと捉えると、特にサービス、事業創造に関わる人にとっては、はっとさせられる部分が多分にあったのではないかと思いました。
はい、二人目。ビズリーチのエクスペリエンス戦略室の舘山真幸さん。
言わずもがなBIT VALLEY −INSIDE−の運営メンバーの一人です。
『PM3年目の決断 -そしてUXへ-』
彼とは最近もアジャイルやリーンスタートアップやプロダクトマネジメントの話を二人で議論したりして、非常にプロダクトの世界を大局的にみている人だなぁと思っています。
お話の内容は、マーケターには特に響く部分じゃなかったでしょうか。
リサーチの重要性を熱く熱く語っていました。
リサーチから仮説を立て、”データによる仮説強化”をし、企画化、サービス化につなげていくプロセスをしっかりとつなぎこむために、ビズリーチでは組織としてUXDのチームを作って形式知化しているよってことでした。
プロセスは従来人依存になることや、メトリクスの計り方が画一的にしにくい等の部分はあったと思いますが、そこを思い切って組織に切り出したところにすごく強い想いを感じました。
さて、三人目。アトラエの竹田哲也さん。
スタートラインとして、UXとUXDは全く別物だよっていうことの認識をもつことから始まりました。
UXとは個人の体験のこと、UXDはUXを取り巻く世界(体験)の設計である、と。
UXD自体が、ビジネスもテクノロジーもカスタマーもすべてひっくるめての世界観で語られるべきものであり、デザイナーだけのものではない。もっと言うなら、「全員がこの”マインドセット”をもったならUXデザイナーなんていらなくなる」といってました。
だから、自分は「チームにUXデザインをインストールする仕事をしている」と。
かっこいい!!
全くすり合わせたわけではないですが、三宅さんと同じく「UXDはマインドセットだ!」ということをおっしゃっていたのが非常に印象的でした。
さて、恒例LTタイム。
僕も一本目やってきましたが、今日の人たちずるいですw
僕は完全に新作を講演の裏でしこしこ作ってほぼネタでしたが、下の写真の人たちの作り込み方が半端ないしwww
先日のenPiTといい、怖い人達に囲まれているなって思いましたw
講演資料も含めて下記の外部リンクに登録されていますので、興味ある方はぜひ。
BIT VALLEY -INSIDE- Vol.6 : ATND
さて、まだイベント立てがおいついていないですが、次回は3/19に変わらず弊社レバレジーズでVol.7を行います。
インフラジスティックス・ジャパンさんの回です!
皆様ご予定あけてお待ちくださいませ!!
追伸:
懇親会が異常な盛り上がりでしたw(特に奥www)