侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

Agile Japan 2016


昨年たぶんいけてなくて、今年はちゃんとお金を会社からふんだくっていってきました。
基本的に一人でいったのでふらふらしてましたけど、やっぱりこの界隈は知り合いが多くて同窓会となりますw


今年はこのアジャイルジャパンで頒布される(買うこともできる)アジャイルの魂という本に寄稿させてもらいました。

中身は...読んでください。
僕は、マネージャに捧げるアジャイルなチームの作り方について書いてます。


本編はそこいらじゅうにたぶんあがっているのでいったん割愛。
特に公認レポーターの記事をみてください。
Agile Japan 2016 | ManasLink ONLINE


僕が一番感銘を受けたのは、鈴木雄介さんの『アジャイルと言わないエンタープライズアジャイル導入』。
アジャイルと言わないエンタープライズアジャイル導入 - Agile Japan 2016
かなりお堅いSIerに10年いる中で、僕は僕なりの戦いを繰り広げていたのだけど、やっぱりこれまで小さなプロジェクトや開発案件ばかりがアジャイル界隈には事例としても多くて、なかなか僕の答えが正しいのかわからなかったのです。
そんな中、この発表は、まさに僕が10年戦ってきたものとある意味同じ方向にいたのです。
やっぱり間違ってなかったんだって思えたのが嬉しくて、懇親会で鈴木雄介さんともお話しさせてもらって、「すごく嬉しかったし、共感しました」って話をしたのと、「これが答えかは僕もわからない」という言葉をいただけたのがなんか逆に新鮮でよかったです。
これまでもXP祭りなどでちょこっとお話しをさせてもらったことはありましたが、ちゃんと認識をしてもらってお話しできたのは初めてだったのでそれもありがたかったですね。


本編終了後、懇親会枠ではアジャイルの魂執筆者によるサイン会となりまして、なぜかこんなこっぱずかしい感じです(^^;

隣には川鯉くんもいます(彼との出会いは去年のXP祭りが初めてだったと思います)。


さて、最後に。
今のアジャイルジャパン実行委員長は、何を隠そう僕の前職の直上司であった和田さんです。
10年くらい前なら、アジャグラーと言われていたジャグリングの和田さんとして知っている人も多いかもしれません。
僕も前職の時は、会議室にいきなり連れて行かれてジャグリングを一緒にやったことありましたしw

そんな彼の下を離れて、僕は僕の活動をする!ということでやってきて丸10年が過ぎました。
彼はどんどん自分の進む道を広げて、会社としてもコミュニティとしてもすごく大きな存在になっていることは皆さんが承知のことです。
これまでもコミュニティでは顔を合わせたりすることはありましたが、やっぱり自分の中でいろいろまだ形にできていない不安から、彼とはあまり話を深くする機会も作れなかったし、隣に並ぶということが正直できませんでした。

ただ、10年お堅いSIerにいて、自分なりのアジャイル活動をしてきて、時に侍塊sの侍れっどという名前と知名度を活かしていろいろな人と関わってきて、ようやく形になってきたと感じられるようになりました。
最後の最後に背中を押してくれたのは、先ほどの鈴木雄介さんの発表だったかもしれません。

僕も、10年いろいろやってきた想いや失敗やそんなことを、ちゃんと会社の名前を出して、本名で発表してもいい頃かなと思えたのです。
そんなわけで、もうツーショットとかとらせてもらってもいいだろう!
逆にツーショットをとらせてもらったならそれなりの自分をこれからもみせていかないといけないだろうという追い込みもあって、一緒に写真を撮らせてもらいました。

なんともいえない...感無量ですね。

これからは侍れっどとしても活動しますが、森實繁樹としても発信をしていきたいと思います。
和田さんには勝つ気はないですが、負けないようにw

そんなAgile Japan 2016でしたとさ。