侍れっどの明日できることは明日やれ

徒然なるままに筆を書き連ねます。

卒業式

折角書いたのに消えたから想いだけ。

何を隠そう、この会社に入って初めてついた僕の後輩のプロジェクト卒業式。
僕にとってはとても思い入れのある子だから、とても辛いのは正直なところだけど、仕方ないね。
大人の事情には逆らえないのがサラリーマンです、はい。

彼女とは一年半一緒にやってきたのかな。
まぁ正直良くついてきたと思うよ。
僕は型にはまるのが好きじゃないし、生え抜きでもないし、はっきり言って異端児を気取っているような奴です。
そんな僕についたのは幸か不幸か。

ぶっちゃけ、今後の自分のこの会社でのことを考えると8割は損したんじゃないかな(笑
ま、もしかしたら2割の得で生きていけるかも(爆
ロングテールの理論でね(違

いろいろありすぎたね。
でも、彼女の本当にすごいところは、僕についてきただけじゃないのです。
僕と彼女(ようやく3年目になったばかり)は、タスクのシェアとかしたことないんですよ。
ほぼ同じメールを読んでいるし、当然二人で仕事をするわけだけど、これは君、これは僕、という仕事の分け方ではなく、やりたい仕事をお互いに好きに拾ってそれで仕事を回していた。
もちろん、日に数度はタスクの棚卸しを二人でするけどね。

でも、このおかげで急な休みや長期休暇の度に引き継ぎだなんてことは一度もしたことがなかったし、互いに何をしなければいけないか、何がタスクとして残っているか、今タスクがどういう状況かは本当にわかり合えていた。
だからこそ、これだけスムーズにチームを回せたと思うし、チームにリズムをもってやってこれたんだと思う。
これは2年目のお嬢ちゃんにできる芸当じゃないですぜ。
僕もそうだけど、彼女も信頼をしてくれていたのだろうし、任せても良い、信じても良いという信頼感で成り立っていた関係だったと思います。
もともと僕としては、リョウとカオリな関係を目指していたので、まさにそれに近い感じだったと思う。

話せばいろいろ長くなるのでこの辺にしておくけど、これから彼女が行くプロジェクトは僕が本当は行く予定だったところ。
逆に言うと、君はいらないから彼女をちょうだい、と言われたわけです。
ちょっとオーバーですけどね。
ま、その辺はしゃくですが、要は僕の代わりが務まるような奴に成長したってことなんでしょう。
そう思わなければ悔しくて生きていけません(嘘
冗談はこれくらいにして。
僕としては、自分の後継者としてこれからもこのプロジェクトのWebチームを率いていって欲しかったのだけど、やっぱりいろいろな事情には勝てない。
でも、それが引き抜きという形で抜けていくなら僕には本望だし、彼女の未来のために明るく送り出したいわけ。

泣きたいくらい寂しい部分もあるけど、彼女には彼女のこれからのステップアップのいいチャンスでもあるし、またどこかで一緒に仕事ができればいいよね。

この卒業式は明日があるので途中で帰ってきたのだけど、帰りにメールをしていた最後の部分だけ抜粋。

「また、頼むわ」
「では、また!」

もう十分です。
いつかまたでかくなって一緒にやれる日が来ることを祈って。
それまで自分も負けていられないのでガンバりますよ。

最後に。
本当にありがとう。
お疲れ。

弥栄!!